2008年の小説回顧

日経朝刊より。

1. 「宿屋めぐり」町田康著
シュールな奇想に満ちた時代小説は、神の絶対的な倫理を前に、弱い心を抱えてあがき続ける人間の挑戦と問いかけのドラマに変貌する。

2. 「決壊」平野啓一郎著

3. 「だいにっぽん、ろりりべしんでけ録」笙野頼子著
誰にも真似のできない語り口を究めた。

その他、文芸評論家の清水良典氏の印象に残った作品は以下。

「さよなら渓谷」「元職員」吉田修一著
「聖家族」古川日出男著
「東京島」桐野夏生著
「悼む人」天童荒太著
「ディスコ探偵水曜日」舞城王太郎著
「ダンシング・ヴァニティ」筒井康隆著
「未見坂」堀江敏幸著
「ラジ&ピース」「ばかもの」絲山秋子著
「かもめの日」黒川創著
「転身」蜂飼耳著
「ニートピア2010」中原昌也著
「ことば汁」小池昌代著
「ギンイロノウタ」村田沙耶香著
「地図男」真藤順丈著