無自覚な価値観

日経ビジネスオンライン『なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観』より。

価値観には、自覚されているものと、自覚されていないものがある。自覚されている価値観とは、自らの経験を通じて形成されて、無自覚な価値観は、社会に既存の価値観であることが多い。

 
親の考え、子供の時によく見たテレビや雑誌に描かれていたこと、周りの人がよく言っていたこと。そういったものが、自分でも気がつかないうちに、あたかも自分の考えのように刻まれていく。

この考え方はよくわかる。

何気ない一言や、何気ない行動には、自分が自覚していない価値観が反映される。そして、その自覚なき価値観が、時に、“刃”となって、他人を傷つける。

ここで、ん?と思う。
無自覚な価値観で”傷つく”のは同じ価値観を持っているからではないだろうか。

無自覚な価値観が共有されていないのならば、”傷つく”のではなく”理解されない”のではないだろうか。

傷つけているのは、”無自覚”だからではなく、デリカシーがなかったり、想像力が欠如しているだけだと思う。まあ、その点が大きな問題なんだろうけど。