柴門ふみの「結婚」にまつわるコラムが刺さった

雑誌PENの2017.4.15号のテーマが「いまこそ結婚の話をしよう。」というものだった。

その中で、何人かの著名人による記事が掲載されていたが、その中で、『東京ラブストーリー』などのマンガの作者としてお馴染みの、柴門ふみさんの記事が刺さったので、紹介する。

まず彼女は、「夫婦とは、相手に理想を押し付けては勝手に失望する関係」だと云う。
“勝手に”失望、というところにいたく共感。

氏曰く、「価値観の相違と固定観念で失望するのはナンセンス」。
おっしゃるとおり!

自分を全部入れ替えるくらいの気持ちでいたほうがうまくいく」と。
自分に言い聞かせねば。

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また、男女の違いについて触れている中で、
女性は曖昧さをもっているので、シグナルを出していても、男性は気づかないケースが多い」と。
曖昧さ“か。。。
いわんとしていることはよくわかる。
男は、ルールを決めて、それに沿ってつい進めたくなる。

家庭内は寛ぐ場所だと思っている男性は、基本的に家の中をあまり見ていない。家庭内を快適にするために妻がどんな努力をしているかを知らない」。
これは非常に重要なポイントだと思う。
身に沁みる。

夫の弘兼憲史氏とのエピソードもまじえて、「同じような原体験があっても、表出する行動にはズレがあるケース」も紹介されていた。

小さい頃、父は忙しくてまったく私と遊んでくれませんでした。だから私は子どもと遊んでくれる夫が理想だった。けれど、同じく父親と遊んでもらえなかった夫は、自分も子どもと遊ばないのが当然だと思っている。

まあこれは、男女の差というよりは個人差といったほうがいいストーリーだろう。
基本的な話ではあるが、違う人間なんだから、違うことを考えて当たり前ということだろう。

わかっているつもりでも、つい日々忘れてしまう、こういった感覚。
時々思い返すようにしたい。