最近よく耳にする「終活」から霊園業界のネット化について考える

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「終活」、すなわち、人生の”終”わりに向けて行なう”活”動のことですが、最近耳にする機会がめっきり増えてきた。

具体的な終活の内容としては、自分のための葬儀や墓などの準備や、遺族が自分の財産の相続を円滑に進められるための計画の立案や遺言の作成がある。
葬儀サービスを体験できる展示会や相続税、遺言について学べるセミナーも増えてきている。

あのYahoo!も先日から「Yahoo!エンディング」という終活サービスを開始。
サービス内容としては、知人・友人に自分が死んだことを通知するメッセージ機能、「Yahoo!ボックス」のデータを自動削除する機能等の「生前準備」に加えて、葬式の見積もりや手配を行う「葬儀手配」、相続税や遺言状などに関する基礎知識を学べる「相続・遺言」、霊園や墓地を探す「お墓を探す」などのコンテンツが用意されている。

このYahoo!のサービスだけでなく、ネット上の終活支援サービスも増えてきており、その結果、遺言等をネット上やパソコン内に記録しておく人も増えているという。
(※遺言としての法的な効力を確実にするためには、公証役場を利用して正式な法律文書を作成してもらうほうが良いとのこと)




霊園やお寺の売出し中のお墓がネットで検索できて、値段の比較ができるということも少しずつ浸透してきている。
逆に、古い体質だったであろう、霊園やお寺(そしてそこに取り巻く商売っ気が旺盛な石材店)も時代の流れには逆らえず、ネット化してきているということだろう。

調べてみると、霊園やお寺も、お墓や墓地の管理等はシステム化しているところも増えているようで、霊園業界向けのパッケージソフトやシステム開発を手掛けている会社もある。
参考) 霊園・墓地管理システム「Reisys(レイシス)」

利用者からすれば、いまいちわかりにくいこの業界の風通しがよくなって、情報がわかりやすく提示され、値段も適正価格になってくれることを願うばかりである。