カテゴリー別アーカイブ: エッセイ

たまには、自分にとって何が「幸福」なのかについて考えてみる

プレジデントの『富裕層の哲学「幸福度は、お金ではなく、“昼と夜の営み”で決まる」』という記事が、グサっと刺さったので紹介したいと思う。

ニュージャージー州にあるプリンストン大学にダニエル・カーネマン(DANIEL KAHNEMAN)という、ノーベル経済学賞を受賞した教授がいらっしゃるそうで、そのグループが、テキサスで働く909人の女性を対象に調査したデータが面白い。
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『女子大生がヤバイ!』小沢章友

女子大生がヤバイ! (新潮新書)
小沢章友著

題は敢えてキャッチーなものにしているためだろうか。
軽く見えるが、読むべきところはある本だった。

学生に小説を書かせる課題の際に、

私は決して作品をけなすことはしない。まず、よいと思われるところを、これでもかとほめちぎる。それから、こうすれば、もっとよくなるのではないかと提案する。この方法が、学生の能力を伸ばすのにもっともよいことを、経験的に知っているからだ。

褒めて伸ばす。
人を育てる基本。

学生にとったアンケート結果を踏まえて、

面白かったのは、いごこちのよい場所に、自分の部屋と同じくらい、自宅のトイレと答えたものがいたことだ。その理由としては、「あの適度な狭さがいい」「誰にも邪魔されないのがいい」「とにかく落ち着く」という答えだった。

精神を安定させてくれる存在として、

1位 母親
2位 友人
3位 彼氏
4位 先輩
5位 ペット

「ほんとうに困ったときは母親しかいない」という。
母は頼りになるんだな。

彼氏は友人以下。残念ではあるが、それはそうだろう。

先を見据えない日本人

2011/5/19の日経朝刊一面特集の「新しい日本へ」より。

東北大学大学院教授の藤本氏によると、震災時の対応を顧みても「現場主導の危機対応力で日本企業は群を抜」いている。しかし一方で、「将来の危機を予測し、周到に備える姿勢が弱い」。

要は、瞬発力はあるが、計画性がないということか。
これはビジネスにも当てはまるのかもしれない。
先を見据えた事業計画を立て、実践できれば、日本で強いプレゼンスを発揮できるということ。

感情のコントロールの仕方

2011/5/15の日経朝刊の春秋より。

僧侶の小池龍之介氏の言葉。

心のなかに腹立たしい気分がわいてきたら、もう一人の自分の目で「怒ってるんだな…」と観察する。

 
その時「怒り」と書いた札をペタリとはる動作を思うとよい。

 
抑え込むのではない。自分が登場する映画を眺める感じだろうか。その作業を繰り返しながら修行を積めば、怒りが姿を現す前に、気づき、やり過ごすことができるようになる。

柴崎友香@日経文化面

平易な言葉で綴られていながらも、独特の感性が強く感じられる文章。

わたしは毎日のように下を眺めていたが、上を見る人は滅多にいなかった。上を見ながら歩く人はほとんどいないんだなと、よそ見していてよく怒られるわたしは関心した。

住む場所が変わって強く感じることは、新しい場所に自分がいるということよりも、ついこの間までいた場所に自分がいないということだ。

惹かれる。